2.長い年月を住まうためのメンテナンスができること
私たちは「メンテナンスフリー」を謳いません。
永く住まう、または住みたいと思える家を実現するためにメンテナンスは必須です。
住宅に限らず、すべての建築物は実にたくさんの部材・素材・製品から構成されています。
それらの耐久年数は様々ですが「高耐久・メンテナンスフリー」を謳った商品が多く開発されています。
できれば永く使えてメンテナンスも必要ないものがいいのは当然ですが、厳しい環境下に晒される建築物ですから
そのようにパーフェクトな建材は存在しないのです。
現在主に住宅に使用されている建材・設備の多くは「メンテナンスできない、もしくは多額の費用が掛かる」というものです。
毎日使う建物だからこそ、日常の中での清掃や簡単に補修ができる材料や構法を厳選し、メンテナンスすることを前提とした家づくりを行います。